二年ぶりに京都、初めての奈良へ行ってきました

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二年前の旅行(日本三景“天橋立”へ行ってきました)以来となる京都と、実は初めての奈良へ行ってきました。

なお、京都に関しては、中学の修学旅行、大学時代の日韓セミナー、一昨年の旅行、と数えること4回目でした。それでも、「あまりにもメジャーな神社仏閣に実は行ったことがない」ということもあり、それらを中心に巡ってみることにしました。

京都

日程的なところは省きますが、まずは京都編。京都駅を中心に電車・バスを駆使して移動しました。

上賀茂神社

世界文化遺産でもある上賀茂神社。写真にもあるように、今年は「第42回 式年遷宮」ということでした。(公式サイトはこちら)知らなかったのだけど、正式には賀茂別雷神社というんですね。

当日は結婚式も執り行われており、白無垢姿の新婦さんとそれに寄り添う新郎さんの姿もありました。また、大勢の参列者らしき装いの人々が長蛇の列をなして参拝されていました。

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鹿苑寺(金閣寺)

室町幕府三代将軍・足利義満を創設者とする臨済宗相国寺派の寺。呼称としては金閣寺が多いですが、鹿苑寺というのが寺名です。なお、これも世界文化遺産。

さすがの人気観光スポットということで、日本人のみならず外国人の姿も多く(これは今回行ったどこの神社仏閣でも同様ですが)、写真を撮るのも時間を要するほどでした。僕は初めて金閣寺を生で見たわけですが、想像以上に荘厳な雰囲気を感じました。

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龍安寺

室町時代に細川勝元によって創建された臨済宗妙心寺派の寺院。こちらも世界文化遺産に登録されており、見どころとしてはやはり「枯山水」の代表庭園ですね。

その庭園についてはこちらのサイトが詳しいので一部引用します。

幅25m、奥行き10mのおよそ75坪ほどの敷地に白砂を敷き詰め、15個の石を五、二、三、二、三と、一見無造作に点在させただけのシンプルな庭園に見えますが、禅宗文化が発達していた時代的背景からみて、禅の境地が込められた庭園といえます。

「15」という数字は、東洋の世界で完全を表す数字とのこと。しかし、この庭園は石が15個点在させている=完全、ではないのです。

龍安寺に訪れた際に、ぜひ数えていただきたいのが庭に立ち並ぶ石の数です。ちなみに石の数は全部で15個。15個全て確認できましたか?庭をどの角度から眺めても必ず1個の石は他の石に隠れて見えないように作られているのだとか。

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東寺

こちらも世界文化遺産に登録されている東寺教王護国寺とも呼ばれる)です。ただ、厳密には行っていなくて、宿泊施設から見える位置にあったので国宝・五重塔の写真だけ撮りました。

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伏見稲荷大社

今、日本を訪れる外国人に人気No.1の観光スポットとも言われる伏見稲荷大社。当日も最寄りの稲荷駅を降りた途端、すごい人の数でなかなか改札出てから現地まで辿りつけないほどでした。

全国に約30,000社あるといわれる稲荷神社の総本社で、見どころはなんといっても「千本鳥居」ですね。最後まで登るとほとんど登山のようになるということでしたが、時間の関係もあって途中で引き返しました。それでもかなりの数の鳥居をくぐったかと思います。

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平等院

意匠として、10円硬貨に鳳凰堂、一万円札に鳳凰像が採用されていることはあまりにも有名ですが、ここも初めて訪れました。硬貨と比較した写真を撮ろうと思ったのだけど、10円玉にピント合わせられなくて(笑)

拝観は、庭園+平等院ミュージアム鳳翔館(600円)と、鳳凰堂内部(300円)に分かれているのですが、GW連休中ということもあってか、鳳凰堂内部はかなりの待ち時間があったため断念しました。

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蓮華王院 三十三間堂

今回巡った観光スポットの中では唯一の再訪地ということで、中学の修学旅行以来、実に13年ぶりに行きました。中は写真撮影禁止となっているため、ここに載せるべき写真がないので、公式サイトを貼っておきます。

正式名は、蓮華王院で、その本堂が「三十三間堂」と通称されます。これは、東面して、南北にのびるお堂内陣の柱間が33もあるという建築的な特徴によります。「三十三」という数は、観音菩薩の変化身三十三身にもとづく数を表しています。

錦市場

神社仏閣の観光スポットではないですが、京の台所として名高い錦市場商店街にも行ってきました。

行ってみてから気付いたのですが、大学4年の時に参加した日韓セミナーで一度訪れたことがありました。下はその時のブログから抜粋した写真です。(ブログ自体は今とだいぶテイストが異なるので割愛)

奈良

京都駅からJR奈良線で南下すること約1時間、奈良駅で構内ではせんとくんが迎えてくれます。

中学の修学旅行が、僕らの年(かその前の年)から京都・奈良・広島の行程が、京都・広島に変わったことで、僕にとってこれが初の奈良入りとなりました。

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春日大社

奈良公園からすぐのところ(むしろ公園内?)にある春日大社は去年、今年と「第60次 式年造替」ということで、初めてながら20年に一度執り行われる社殿の修築大事業中の姿を見ることができました。

以下、公式サイトより引用。

春日大社は今からおよそ1300年前、日本の国の安泰と国民の幸せを願い、御蓋山のふもとに壮麗な社殿を造営し、四柱の尊い神々をお祀り申し上げたのが始まりです。
以来、世界遺産に登録された30万坪の境内は古代さながらに自然が保たれ、清々しくも尊厳な国宝・春日造りの御本殿で神々様が広大無辺なる御神徳を発揮されているのは、式年造替(しきねんぞうたい)という儀式が行われてきたからです。

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東大寺

大仏様で有名な東大寺も奈良公園内、春日大社からも比較的近くのところにあります。

二月堂側から歩いて、法華堂(三月堂)を見つつ、金堂(大仏殿)を目指しました。これがなかなか広大な敷地で、東大寺の本尊、盧舎那仏坐像(奈良の大仏)に辿り着くまでに20分から30分ほど歩いたでしょうか。

ちなみに、公式サイトでは、東大寺3Dバーチャル参拝というものを行えます。

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奈良公園

春日大社、東大寺もその敷地内にある、と言ってもいいわけですが、奈良公園では少々鹿と戯れてきました。数えきれないほどの鹿があちらこちらに生息していて、かなり人馴れしています。

下の写真はそんな鹿が真正面でぴたりとカメラ目線になったら瞬間を捉えました。なんかじわじわくる。

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食事処

京都での2回の夕食はいずれも地元っぽい居酒屋にしたのですが、これまたどちらも良いお店だったので食べログでご紹介。片方は京都駅から徒歩、もう一方はお隣の東寺駅から徒歩すぐです。

魚里ゐ夷(とりいえびす)

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団居(まどい)

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以上、写真多めで長くなりましたが、「二年ぶりの京都、初めての奈良」の神社仏閣を中心に巡った旅行でした。最終日の午後を除いてとても良い天気で、また、秋には紅葉が綺麗なんだろうな、と。

次は法隆寺にも行ってみたいなと思います。