日韓

こんばんは,日韓セミナーの4日目を書いてから1日空いてしまいました.
この間,飲み会やらいろいろありましたが,今日は最終日の5日目について書きたいと思います.

きよしです.どうぞ最後までお付き合いください.

4日目を振り返ると,京都大学での夕食交流会の後,立命館組はバスでコープインへ戻り,
最後の夜の自由時間ということで,僕らはボウリングへ行ったのでした.その前にプリクラも撮りました.

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5日目.最終日.

正直,4泊5日(事前学習も含めれば5泊6日)のセミナーなんて長いと思ってました.
しかも直前まで,卒論で忙しいこの時期に参加を表明したことを少しばかり後悔さえしていたのでした.

でもそれが大きな勘違いでした.

いや,その時はたしかにそう思ったのです.なんであの時名前書いたんだろう,って.
だって,それがこのような素晴らしいセミナーになって還ってくるとは思ってもみなかったから.

最終日の活動はこれまでの5日間で学んだことを共有したり,感想交流したりすること.
そして,今後どのような活動に生かしていきたいかの決意表明をすること.

4年生,もはや活動の最前線からは退いた身として,何が出来るのか.

だから僕は日韓別々で上の写真のようなまとめを行った際に言いました.

「後輩達にはもっと外のセミナーに出て行ってほしい」

僕は1年の時から本当に数多くのセミナーに参加してきました.それは義務ではなく,自発的に.
ピーナウも全部行ったし,共済も行ったし,わくわくも行ったし,日韓も行きました.

そこで,普段の活動からは得られない経験を沢山してきました.
そして今回の日韓2010でもそれは変わらずに,本当に良い経験をさせてもらいました.

また,そこには良い出会いが沢山あります.

セミナーでの活動は長くても5日間くらいしかありません.けど,それがなんか不思議なんですよね.
だから今回の日韓セミナー2010で得た出会いも大切にしていきたいと思っています.

日韓両国でまとめたそれぞれの模造紙の裏には,国旗の半分が描かれています.
それらを組み合わせると,写真のような日韓の旗が出来上がります.まさに「出会いから協同」

この後,閉会式が行われ,日韓両国から記念品の贈呈が行われました.

閉会式の後,韓国は16時まで自由時間,日本は13時半~15時過ぎまで振り返りの時間でした.
だから.一緒に昼食を食べて,日本側の振り返りが終わった頃に韓国側が戻ってきてお別れ,と.

でも本当に時間がありませんでした.

閉会式が終わったのは12時半頃.やっぱ1時間で昼食を食べるのは難しくて,
一緒に外に出たものの,「16時にまた会おう!」と言って日本の参加者は戻りました.

韓国の参加者は「一緒にご飯食べられるならどこでもいいよ^-^」とまで言ってくれたけれど,
それでも時間はなくて・・・それに,せっかく来たんだから好きなもの食べてほしくて...

日本側だけの振り返りの時間.

僕は2年前,実行委員会として関わった日韓セミナーを思い出しました.
実はこれまでのセミナーで最も後悔しているセミナー.本当は後悔なんてしたくないのだけれど.

けど実際,自分から能動的に交流出来なかった・・・そう,それが大きい.ある意味,それがすべて.
日本語/韓国語っていう言葉の壁を感じ,また,自分の拙い英語力を恥じたのかもしれません.

だから今年は積極的に交流しました.

別段,英語力が増したとかではないけれど,拙い英語力でも必死に伝えようとする気持ち.
少しでも韓国語を覚えて,日本語を教えて,楽しく交流しようとする気持ち.それだけ.

16時前に韓国の参加者はコープインに戻ってきました.沢山のお土産を抱えて.
関西国際空港まではタクシーで移動.日本側とはコープイン前でお別れでした.

笑顔でって言ってたのに.

閉会式の折に「Smile, Smile」って言ってたのに,日本側の参加者の何人かは号泣でした.
「また来年!」とか「韓国に遊びに来てね!」って言ってくれる韓国の子.

「Why are you crying?」,「Don't cry...」

なんていう声も聞こえました.そして,通訳の先生が帰られる前に仰っていた言葉がよぎりました.

「同じことを考えていれば,いずれまた会えますから」

何故こうして出会えたのか・・・それを考えたら,なるほど,本当にそんな気がしてきました.

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というわけで日韓セミナー5日目の様子でした.

日韓両国の参加者全員と言葉を交わすことができ,深い交流をもつことが出来ました.
そして、なんだか韓国語を勉強してみたくもなりました.話すのってやっぱり楽しいと思うから.

それではここらで失礼します,どろん.