手術から二ヶ月経ちました

前回書いた「水晶体再建術の記憶的記録」の手術から早くも二ヶ月が経ちました。

経過としては特段違和感や見えづらさなどもなく(やっぱり近距離があれなのは置いといたとして)、次の外来で問題なければ概ね視力も落ち着いた、といったところになりそうな予感です。

そしたら今の視力にあったメガネを作ろうかどうしようか、手元のほうが見づらいからそちら向けのメガネがいいかなあ、などと考えたりしています。

術後の生活は、意外にも術前とほとんど変わらず、いや、ありがたいことにほとんど変わらず、です。変わったことといえば、やっぱりその見え方であり、そういう意味では仕事のしやすさは格段に上がりました。

例えば、窓側の座席においても眩しさを強く感じてモニターが見づらい!といったことがほぼなくなりました。(もちろん日中の直射日光は無理)

むしろ、手元のスマホもそうですが、明るいほうが見やすい、という術前とは全くの正反対になっています。暗くした会議室でのプロジェクターで投影された白い背景のプレゼン資料も以前より見えるようになりました。

そんな折、前回の記事で書いた、医療保険の申請をしました。

水晶体再建術で使われるレンズには「単焦点レンズ」「多焦点レンズ」という大きく二種類のレンズがあり、それぞれの特徴や値段は全くと言っていいほど違います。

かつ、後者の多焦点レンズは2019年現在、先進医療の対象でもあります。

僕が五年前の手術後に加入した保険は、先進医療特約が付帯しており、今回これが使えるかもしれない、と思い、診断書を取り寄せて申請しました。もちろん基本となる入院支援や手術支援などもあります。

結果としては、無事に先進医療含め、満額での支給となりました。

先進医療で受けた手術台の全額、及び加入していたプランでの入院支援や手術支援も出たので、トータルで少しプラスになるほどでした。本当に助かりました。

最後に先月10月17日をもって、結婚二周年を迎えました。今年も元気に「2」のロウソクを立てたケーキ(今年は色々の詰め合わせタイプ!)でお祝いをすることができました。

同時に31歳を迎えたものの、一般的には白内障手術(水晶体再建術)を受けるような年齢ではないことを思い出し、あまりに稀有な経験をしたなあとしみじみと感じたのでした。

それでもこうして普段どおり働いて、ご飯食べてお酒飲んで、ブログ書いたりテレビ見たり、自由に過ごせていることに改めて感謝の日々です。