素麺

拝啓 偉大なる先輩方

本日,18時より第4回流しそうめん祭りが開催される運びと相成りました.
この流しそうめん企画も第4回目を迎えようとしております.感慨深いですね.

大学生活は基本的には4年間です.そして,流しそうめん企画も1年に1回ずつ開催して参りました.
すなわち,僕が1年生の時に始まり,4年生にして,4回目を迎えたわけです.

今や学芸大ISCを語る上で,なくてはならない代名詞とも言える流しそうめん企画ですが,
第4回を開催するにあたり,企画段階からメインで動いた1〜3年生の中に第1回を知る者はいません.

それでも,その伝統は受け継がれようとしています.

「伝統だから」・・・誰が言ったわけでもありません.企画会議の場で自然と出てくるのが流しそうめん企画です.
しかし,伝統はただ受け継がれるだけではありません.年々,進化を魅せています.

前回の第3回から始めた浴衣着付け体験は好評につき,今回も行われることとなりました.
第1回からの恒例の豚汁は,第4回にしてけんちん汁へとその姿を変えながらも受け継がれようとしています.

第1回の準備では何から始めたらいいか分からない中,農園から竹を頂き,自分たちで加工しました.
酒屋からビールケースを借りてきて,初の流しそうめん台の組み立てに成功しました.

前に専務が言っていました.「最初のものを作るってそういうことなんだ」と.
そして迎えた当日.あんなに暗くなるまでがんばって組み立てたそうめん台が活躍しました.

綺麗な直線を描いたそうめん台から流れるそうめんの姿に,感動すら覚えました.
最初の参加者はこんなに少なかったけれど,当時は沢山の来場者に委員は沸きました.

そして,僕らが執行代になる直前の第2回,僕らが執行代だった第3回.

来場者数は年々増加の一途を辿り,第3回では80名以上(委員含めて102名)の参加者を迎えました.
多くの来場者を集めること自体が目的ではありませんが,第4回の目標は「100名以上」のようです.

また,メインのそうめん以外のところで,交流ゲームも進化しています.
第1回は異文化交流ゲーム(でしたっけ?),第2回はジェスチャーゲーム,第3回はるりこゲーム

そして,第4回は・・・

ふふふ,楽しみですね.

僕ら4年生が委員として関われる流しそうめん企画は,おそらくこれが最後になるでしょう.
第1回を知る者として,また後輩に受け継いでもらいたい伝統の1つとして,見届けたいと思います.

そして,流しそうめん企画が今後も第5回,第10回・・・第n回・・・と続くことを願ってやみません.
いつかの第n回に,卒業生として足を運べることを楽しみにしています.ぜひ,皆で一緒に.

あら,なんだかもう卒業みたいな語り口になってしまいましたね.まだまだでした.お後がよろしいようで.

敬具

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それではここらで失礼させて頂きます.どろん.