形式

こんばんは,きよしです.

今更ながら書き記す.MacとWinの両刀使いを目指す者として日々精進してるわけだけど,
先日,外付けハードディスクフォーマット問題に直面したのでメモ代わりに書いておきます.

無機質なエラーを吐き続けるだけでは解決しない.

というわけで,分からないことや疑問に思うことは何でも調べる.ググる.
僕なんかが直面する問題ってのは,もっと前に世界の誰かが直面していて,きっと解決されてる.

だからYahoo!知恵袋とかが成立するし,その蓄積は後世にも役立つわけだ.

まずはこれを見てほしい.

USBメモリや無線LANなどといったPCの外部機器製品が有名なBUFFALOのサイトに載っていた表.
大きく分けてフォーマット形式には3つ存在します.

■NTFS形式
■FAT32形式
■MacOS拡張形式

それぞれ特徴が異なっているため,用途を考えて使い分けることが大切.
と言っても,普通はMacかWinのどちらかを使ったり,そこまで大きなデータは扱わないから無問題.

まぁこれからデータ容量はどんどん大きくなるだろうから知っておくに越したことはないけれど.
で,上の表にはそれぞれのフォーマット形式(横軸)における対応するOS(縦軸)が書いてある.

◎はそのOS上で読み込みと書き込み共に行えるフォーマット.
○は読み込みと書き込み共に出来るけど,4GB以上のファイルは扱えない.
△は読み込めるけど,書き込めない.×は何も出来ない(たぶん認識すらしない).

ここで厄介なのは,

Winを使うなら外付けHDDは断然NTFS形式にしておくべきである一方で,
Macを使うなら断然MacOS拡張形式がベストであるという事実.

しかしNTFS形式の外付けHDDをMacに接続すると,読み込めるけど書き込めない(更新できない).
逆にMacOS拡張形式の外付けHDDをWinに接続すると,こちらは読み込みすらできない.

で,登場するのがFAT32形式.

とりあえず,Win・Mac共に読み込みも書き込みも可能だから安心!解決!
と思いきや・・・4GB以上のデータは扱えないという容量制限付き.

あー,この4GBってのはもちろん1つのファイルのことね.
つまり,いくら100GBの外付けHDDであっても1つのファイルは4GBを超えてはいけない.
(4GB×25個=100GBはセーフだけど,5GB×20個=100GBはアウトって感じかな)

普通の人なら何の問題もないのだけど,大容量の動画を扱う場合にはあまりに不便.
それに近年のデータは大容量化しているから,4GB以上のファイルなんて普通になってくるだろう.

故にWin・Mac間での大容量ファイル互換は難しい!

ってことです.一方で書き込めてももう一方へ移せなかったり,移せても上書き出来なかったりね.
なので,今のところは

以前から使っている120GBの外付けHDD(ポータブル型)はよく持ち歩くから
WinからでもMacからでも読み込み・書き込み共に可能なようにFAT32形式にしてます.

春に新しく買った500GBの外付けHDD(据え置き型)は編集して容量が増した動画を保存するために
Macからは書き込めないけれど,NTFS形式にしています.

とりあえず,NTFS形式のHDDに保存したデータを読み込みだけならMacからでも出来るし,
どうしても書き込みたくなったらBootCampを使ってMac上にWindowsを起動させて書き込む.

とまぁこんな感じで対応.調べたらMacからNTFSに書き込めるようにすることも出来るみたいだけど,
フリーなのかそうじゃないのかよく分からなかったし,急務でもないのでやめときました.

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久々に情報系の内容でした.それではここらで,どろん.