会社の同期の結婚式に参列しました。
今回、二次会の幹事を同期の納会幹事メンバーで務めることになっていて、僕はその中で映像担当になっていました。この映像というのは、二次会用ではなく披露宴用ということで(二次会でも流したけれど)、かなりの重要任務だったわけです。
また、これまで何度か、親族や学生時代の友人の披露宴や二次会に参列したことはあったのだけど、挙式からは初めてでした。
年末頃から映像制作に取りかかり、新婦から写真を預かり、まるで幼き日から見てきた親戚のおじさんにでもなったような気分で、夫婦の成長過程を映像として形作っていきました。
ただ、もともとそういったセンスがあるほうではないので、とにかく参考になりそうな映像を漁ったり、ProfileのBGMに採用した「ありったけのLove Song / ナオト・インティライミ」を毎日聴き続けてイメージを固める日々を送りました。
ちなみに、映像は三作作って、Openingは「You Belong With Me / Taylor Swift」、Endingは「ありがとうの輪 / 絢香」をBGMにしました。
僕は映像制作を生業にしているプロフェッショナルではないので、制作フローや制作テクニックを体系的に学んだこともなければ、誰かに教わったこともありません。もっと言えば、本などを読んで...というのもほとんどないです。
どんな構成・見せ方が効果的だとか、どんなスピードならちょうどいいか、写真は何枚くらい使うか、など挙げればキリがないほどの壁にぶち当たりつつ、様々な見せ方を頭に描いて拙い技術でそれらを形にしました。
例えば、黒背景との境界となる写真の周囲を少しぼかすことや、BGMの印象的な音に合わせた写真切り替え、同じ写真の拡大版を時間差で表示したり、白黒にした写真を高速で回したり、大きめの写真を背景にして同じ写真を中央に配置したり、などなど。
でも、本当に大切なのは、優れた映像編集ツールでもなく、高度な編集技術でもなく、制作に費やす沢山の時間でもないのです。制作にあたり、最も大切にしたのは祝福の気持ちでした。
お陰様で、今の自分にできる最高の作品で、結婚式に華を添えるお手伝いができました。
結婚おめでとう。末永くお幸せに。