高校時代の友人二人(男女)がYUKIのファンだったこともあり、それなりに聴いたり、知ってはいたんだけど、LIVEに参戦したのは初めてでした。
多くは語れないけれど、せっかく行ったのでその記憶が新しいうちに書いておきたいと思ったので書きます。どうやらまだツアーは続くようなのでこれ以降はネタバレ含むということで。
最新アルバム"まばたき"
これを引っ提げてのツアーということもあり、このアルバムがメインだろうと推測して、事前にこれを聴き込んでいたわけです。
それが功を奏したかどうかはまた別の話(なぜなら聴き込んでいなかったらいないで、それはそういう楽しみ方もあるだろうと思う)ですが、下にも載せるセットリストからも伺えるように、ソロ15周年記念イヤーらしい懐かしのシングルも多めの選曲という印象でした。
この日のセットリスト
- 暴れたがっている
- プレゼント
- ドラマチック
- ハローグッバイ
- 名も無い小さい花
- the end of shite
- 私は誰だ
- こんにちはニューワールド
- tonight
- レディ・エレクトリック
- プリズム
- ひみつ
- バスガール
- メランコリニスタ
- ランデヴー
- ワンダーライン
- JOY
- Hello!
- 相思相愛
- 恋愛模様
- 2人のストーリー
- 聞き間違い
- さよならバイスタンダー
- 鳴いてる怪獣
- WAGON
- トワイライト
アンコールなしの26曲
そういえばアンコールなしのLIVEって珍しいかも、と思いました。する/しない論争に入る気はないし、いつもないのか、たまたまそういうツアーなのかはともかく、「一気に駆け抜けた!」というある種の疾走感みたいなものがあって良いな、と。
個人的には、ドラマチック、メランコリニスタ、JOYあたりは高校時代を思い出したし、中にはもちろん知らなかった曲(あるいは"たぶん"聴いたことはある曲)もあって新鮮味も感じられました。
40代の躍動感
ポルノグラフィティが好きでよく聴くのとLIVEにも行くし、三年ほど前にはaikoのLIVEにも行ったりして、今度ミスチルにも行けそうなのだけど、いずれも40代のアーティスト、バンド。
企業とは違い、明確な役職などはない中で、常に時代に合ったヒット曲や高いパフォーマンス(これは企業でも同様だが)を求められ、そして20年近くまたはそれ以上に渡って第一線で活躍し続ける人々は、月並みな表現かもしれないけど、パワーが違うな、とひしひしと感じました。
ステージで転んでもそれをネタにしながら右へ左へと走り続け、息切れすら感じさせず、圧倒的な歌唱力と魅力、感謝を振りまき続けるYUKIに、古くからのファンはもちろん、若年層のファンが多いことにも至極納得。素晴らしいLIVEでした。