Java開発における統合開発環境として有名なEclipseをベースとしたSpringの開発環境。正直、ブログとして発信できるほどに使いこなしてるレベルではないので、書きながら勉強しつつ、備忘録がてら残しておく。
Spring Tool Suiteのインストール
既にEclipseでの開発環境が整っている場合は。Eclipse上でプラグインの検索をして導入するのが早いのかもしれないけど、今回はSpring Tool Suiteそのものを公式サイトからダウンロードして導入する。サイトは英語だけど、以下から自分の環境に合ったものをDLする。
http://spring.io/tools/sts/all
インストーラーが落とせるので、それを起動してステップを進めていく。
オプションのチェック付けたり外したりとかはよくわからないので、ひとまずインストール先だけ好みに合わせて、あとはデフォルトのまま。で、完了画面まで進む。
Springという名前に相応しい緑色の葉っぱがかわいい画面が開く。起動時にworkspaceを聞かれるけど、これも好みに合わせて変更しとく。Eclipseベースなので画面は似ているし、workspaceも後から変更できるはず。
今回はSpring MVCでサンプルプロジェクトを作成してみる。画面左のPackage Explorerで【右クリック】→【New】→【Spring Project】と進んでいく。
Spring Projectの作成ウィザード的な画面が開くので、まずは【Project name】を入力。下のTemplatesから【Spring MVC Project】を選択し、次へ進む。
Projectの設定として、top-levelのpackageを決める必要があるらしい。どうやら「.」で3つくらい繋げないとFinishボタンがアクティブにならないようなので、とりあえず「com.xxxxx.helloworld」とか入れておく。
これでSpring MVCのProjectが作成された。ControllerとView、各種設定用のXMLなどなどひと通り揃うだけでなく、なんとこのまま動かすことができる。ということで、下のようにProjectを右クリックして【Run As】→【Run on Server】を選択。
インストール時に、Server的な項目のチェックボックスがあったような気がするけど、おそらくそれを外してしまうと動かない...と思う。
正常に動けば下のような画面が現れる。別のWebブラウザでもアクセスできるけど、内蔵ブラウザで「https://kt-kiyoshi.com:8080/helloworld/」にアスセスすると、デフォルトの 「Hello world!!」画面が表示される。
ちなみに、「https://kt-kiyoshi.com:8080/」にアクセスすると、Web Serverのホームが見れる。Tomcatで言うところの猫ちゃん画面。これによると「vFabric tc Server」というVMwareのプラットフォームらしい。
なお、URLにもある通り、サーバ起動時のポート番号は8080なので、別プロセス(例えばTomcatとか)が8080を使っていると、以下のようなエラーが起きるので注意。別プロセスを止めてあげればちゃんと動くはず。
とりあえず、Spring MVC Projectを作成し、デフォルトのプログラムを動かすところまでできました、と。