"ラプラスの魔女"を読んだ話

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ちょうど大学受験の頃(8年前)、「容疑者Xの献身」を読んでいて、それ以来となる東野圭吾さんの作品でした。デビュー30周年記念作品、450ページを超える小説です。

このところ、書籍は好きな作家さんや好きなマンガ、特定の技術書を除いて、電子書籍で買うことが増えていたのですが、もしかしたらミステリー小説は紙の本がいいかも!と思いました。というか、基本的には紙が好きなのだけども。

ラプラスの魔女

まずは、あらすじ(内容紹介)を引用させていただきます。特設サイトより。

円華という若い女性のボディーガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。
同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する――。

物語は様々な人の視点を交えながら進行します。円華、武尾、青江、水城、など。序盤はその視点の移り変わりにあれあれ?ってなっていましたが(たぶん読み慣れていないから)、それらが徐々に絡み合い、最後は...。

エンジニア出身の東野さんらしい、そんな空想科学ミステリーです。

TV CMも放映されていました

東野さんのデビュー30周年記念にして、80作目だそうです。

「彼女は計算して奇跡を起こす。」このフレーズがぐいぐい来ますね。

小説ファンからは賛否あるからもしれないですが、これは映像化もあるのではないか、と思いました。登場人物の一人ひとりのキャラ、役どころが重要なので、それも含めて観てみたいな、と。

いずれにしても、小説「ラプラスの魔女」、おすすめです。

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