ブログを12年半以上書き続けて良かった7つのこと

blog

現在と形は違えど、僕がこうやってインターネット上で「日記」と呼ばれるものを書き始めてから、12年半が経過しました。

もちろん、当時はブログという呼び名ではなかったし、インターネット自体がまだまだ発展途上だったような気もするけど、中学3年生だった当時のリアルな日常を綴る手段として「WEB日記」を選びました。
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実はまだ現存しています

恥ずかしいのでURLは公開しませんが、当時も「超日記。」というタイトルでお送りしていました。mixi日記が最盛期だった高校3年の夏くらいまでのメイン日記です。

当時の読者の中心は数名のクラスメイトだったように思います。いまと違って技術的な内容とか、映画の話とか、読書の話を書いていたわけではなく、ただただ日常を書き綴っていたので。

superDiary

リアルな日常、と言っても個人名をバシバシ出すわけにはいかないことくらいは理解していたので伏せ字だったりするところも多々あるけれど、読み返せばなんとなくどんな出来事かは思い出せます。

ブログを12年半以上書き続けて良かった7つのこと

ここからは個人的な主観でお送りする、ブログ(日記)を書き続けることのメリットや実際に書き続けて感じたことを並べていきます。

1. 日常を振り返る良い機会(場)となる

僕は物事をすごく覚えていたり、忘れてしまったりが極端な(気がする)ので、定期的に日常を振り返ったり、数年後に振り返れるツールがあること自体が恩恵でした。

写真と違うのはその時々の気分や知識量、表現力によってかなり文章に差があったりすること。振り返って読むと恥ずかしさしか感じない記事も少なくありません笑

2. 難しい漢字の読みが分かるようになる

一時期、携帯メールでばかり文字を打っていると、漢字の読み書きが疎かになる!と叫ばれていた気がするけど、僕は全くの正反対だと感じていました。

普段は使わないような漢字も、キーボードで打ち込んで変換してみると「あ、こういう字を書くんだ」という発見が多々あります。

実際に紙に書いたりするわけではないので、書きが学べるかどうかは際どいけど、読みに関しては確実に伸びると思います。ほぼノー勉で漢検2級を取れたのはそのお陰かも。

library

3. 誤った情報を載せないよう、なるべく調べるようになる

これは何かの情報を載せるようになってから気を付けていることです。

例えば、映画の感想を書く場合、出演者やあらすじなどといった、情報として正しいものを伝えなければならない事柄についてはちゃんと調べるように意識しています。

また、「正しい引用の仕方」を調べたり、著作権や肖像権などの権利等に関することもいろいろと調べました。

引用(いんよう、英語:citation)とは、広義には、他人の著作を自己の作品のなかで紹介する行為、先人の芸術作品やその要素を自己の作品に取り入れること。
Wikipediaより)

4. 文章作成能力が向上する(はず)

「現代人は本を読まない」などと嘆かれる時代に、こうして自ら文章を作成する機会を設けるということは、その作文能力の向上に寄与するに違いありません。'2'の漢字の読みがわかるようになる、とも類似します。

とりわけ、ブログでは起きた出来事の描写然り(映像や写真がない)、自分の考えや感想を述べることも常なので、読者を意識すればするほど、文章で伝える能力が鍛えられていくように思います。

pencil

5. キーボードのタイピングが早くなる(我流)

実は、小学校5年生くらいPCを触り始め、マインスイーパーやソリティアよりもExcelで遊んでいたこともあって、アルファベットを覚えてキーボードを叩くのはすぐでした。
(ちなみに、Excelではプロ野球選手名鑑をキレイにテーブルにまとめて、オートフィルとか付けてみたり、グラフにしてみたりするのが楽しくてやっていました。)

もちろんブラインドタッチなんてできなかったし、我流過ぎてホームポジションなんてガン無視、傍から見れば人差し指と中指しか使ってないんじゃないか!?という美しさのカケラもないタイピングだけど。

それでも学校のPCに入っていたタイピングゲームの「特打ち」では絶対的なスピードであらゆる記録を更新しまくってました。

6. 旅行先でせっかく撮った風景写真が使える(SNS以外の場で)

最近はTwitterやFacebook、Instagramなどで、旅行の写真を投稿することは容易だけど、それらがまだなかった時代、せっかく撮った風景写真を載せられるのがブログの楽しさのひとつでした。

特に、文章だけでは読まれないような蛇足的な日記も、間に写真が挟まるだけでなんとなく目を通したくなるものです。

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7. サーバやプログラミングの勉強になる

これは現在の「超日記」をWordpressで構築してからの感想です。

無料のレンタルサーバにCGI(今考えるとperlでした)で構築したWeb日記に始まり、mixiというSNSに移り、、という変遷だったのだけど、大学4年の時、ついに「ブログを構築する」に至ったのです。

それもレンタルサーバ(XREAからのheteml)に始まり、今ではVPSを借りてWebサーバ自体を構築、運用しているわけです。これは本当に勉強になっています、今なお。

今後のブログ執筆によせて

こうやって書くと、有意味なブログを書かなきゃ!と気負ってしまいそうだけど、需要のある・ない問わず、これまで通り楽しんで書ければいいかな、と。

最後に、初めて書いた2003年04月15日 (火)の日記のキャプチャを載せて締めたいと思います。

firstDiary