"海街diary"を観た話

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公式サイトよりキャプチャ引用)

夏前頃に公開され、ずっと観たいと思っていた映画「海街diary」をiTunesで借りてようやく観れました。舞台が鎌倉ということもあるし、テレビなどでも度々宣伝されていたので気になっていたわけです。

原作・海街diary

実は原作は漫画だったということ、知らなかったのだけど、累計280万部の大ヒット作みたいです。

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映画・海街diary

ストーリー

公式サイトより引用。

父が死んで、鎌倉の家に、腹違いの妹がやってきましたー。
海の見える街を舞台に、四姉妹が絆を紡いでいく。
深く心に響く、家族の物語。

テレビではカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品、として大々的に報じられ、何より、監督・脚本は是枝裕和、主演の4姉妹に綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという配役で話題となっていました。

上記にもあるように、父が亡くなり、腹違いの妹(広瀬すず)が、上の3姉妹が共に暮らす鎌倉の家に来ることから物語は始まります。4人それぞれのストーリーが四季折々の鎌倉で描かれます。

4人が主演、主演が4人

どこかで、「広瀬すずのプロモーション映画」という批評を目にした(耳にした?)のだけど、確かに4姉妹の中では最もスポットがあたっていたようには思います。

ただ、4人の主演とはいえ、2時間という限られた時間の中で4人すべてを均等に登場・活躍(?)させ、かつストーリーもしっかり成立させるということ自体が考えにくいのではないか、と。(まあそういう意図での批評ではないかもしれないけど)

そんな中で、しっかり者の長女、ちょっとだらしない感じ(だけど姉想い)の次女、少し風変わりな三女、腹違いの末っ子。というそれぞれのキャラをしっかり引き立てているのはすごいな、と感心しました。きっと周囲の俳優さんの功績も大きい。

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予告編

何かとんでもない事件が起こるとかいうわけではないのだけど、「家族」という一本の軸をどっしり構えながら展開していく感じが個人的にはとても好きです。バシバシ人が殺されるようなものよりずっと。

予告編のYoutube映像を貼っておきます。

綾瀬さん、長澤さんの上二人が目立ちがちだけど、三女の夏帆さんの「自分が末っ子だったのが、妹ができた!」という感じがなんか観ていてほっこりでした。大人すぎず、子どもすぎず。

特に、鎌倉の家のシーンで、ちくわカレーを作るところとか、テーブルで釣りの練習をしているところか、ちょっとしたシーンに笑ってしまった。

ドキドキハラハラする映画ではないので、年末のこのゆったり時期に観たの、意外と正解だったかも。

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