チャットモンチー「Magical Fiction」収録の二曲目「ほとんどチョコレート」を披露したライブの話

本日4月5日、チャットモンチーの新曲「Magical Fiction」が発売され、それの通常盤と初回盤の二曲目に収録されている「ほとんどチョコレート」という楽曲があります。

公式サイトによると、

M-2「ほとんどチョコレート」は、2011年に一度だけLiveで披露した未発表曲を今のモード&体制で大胆にリアレンジ、そして歌詞も大きく改変した上で収録。

とのこと。公式の発表だし、何十年も前の話というわけでもないからこれが正解なんだと思いますが、、気になったので調べつつ書いてみます。
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2012年4月26日 「キューン20 イヤーズ&デイズ」

チャットモンチーの所属するキューンミュージックの設立20周年&社名変更の記念イベントとして行われていた企画で、4月26日の回にチャットモンチーとNICO Touches the Wallsが出演しました。

僕もこちら(金週)の日記で少し触れている通り、参戦していました。(場所はLIQUIDROOM ebisuでした)

この日のセットリスト

チャットモンチーはこの日の後半に出演し、NICOとのコラボを含む10曲を演奏、そのセットリストが以下です。

  1. やさしさ
  2. 未発表曲
  3. 未発表曲
  4. テルマエ・ロマン
  5. 満月に吠えろ
  6. さよならGood bye
  7. 夢みたいだ
  8. ハテナ
  9. 東京ハチミツオーケストラ
    <アンコール>
  10. Shangri-La
    音楽ナタリーより引用)

ここで気になるのが、二曲目と三曲目の「未発表曲」というところですが、上記の音楽ナタリーの記事によると、

2人は続いて、しっとりした空気を払拭するような躍動的な新曲を投下。
橋本はマイクを手にステージを行き来したかと思えば、バチを持ってバスドラムを叩き、それに対して福岡も激しいドラミングと繊細なコーラスで応戦する。

また、同じく音楽情報サイト「RO69」の記事によると、

次に披露されたのは2曲の未発表曲。
1曲目はアッコが打ち鳴らすスロー・ビートの上で、エリコがブルース・ハープを吹いたりバスドラやシンバルを衝動的に叩いたりながら、「チョコレートケーキが好きだ」と歌う楽曲。
2曲目はドシャメシャなジャングル・ビートに乗って、鋭利なギター・リフが青白くスパークする楽曲。そのどちらにも壮絶すぎるほどの切迫感が宿っていて、驚愕した。

タイトルこそ不明であるものの、新曲二曲の一曲目に「チョコレートケーキが好きだ」という歌詞が含まれていたことが書かれています。今回の新曲に収録されている「ほとんどチョコレート」の歌詞についてはこちらを参照。

冒頭で「ほとんどチョコレートでできた、チョコレートケーキが好きだ」とあります。

この日のライブに関する僕のTweet

これは別日のTweetだけど、この「チョコレートケーキ」に関する曲と、もう一曲に関して以下のように発してました。(ライブ中にタイトル言ってたかは忘れましたが、当時ライブ後にすごく検索したような気もします。)

このTweetからわかることは、2012年4月26日のキューン20のライブイベントで、アレンジ前の「ほとんどチョコレート」ともう一曲を演奏していた(のではないか)、ということ。(公式の発表と年が異なるのであくまで推論)

もう一曲と合体した?

「ほとんどチョコレート」の歌詞には、「私の芝生は私が青くするよ」という一文があります。

この"芝生"というワードが、どうにも、当時の僕のTweetにある「隣の芝生は隣が管理する」というところとリンクしてしまいます。

つまり、もともとは別の曲だったものを合体(歌詞を?)させたのではないか、というあまりに信憑性に欠ける推論です。無論、ライブ当時から"芝生"という歌詞が含まれていたかどうかは定かではないです。

四曲目の収録曲「やさしさ -séb remix-」

これは完全な偶然とも言えますが、この楽曲はその日のライブイベントの最初の曲でもあります。だからどういうこと?って話ではあります笑

ほとんどチョコレートのような甘い推論

そもそも、今回の収録にあたり、歌詞を含めて大幅なアレンジが行われたということなので「ただ似ているだけ」という説もあるっちゃありそうです。

何より、「2011年に一度だけLiveで披露した未発表曲」ということだけで、僕も2011年のライブは行けていないのでこれ以上は迷宮ですね。

最後に、当時のTweetをもうひとつ。

以上、ほとんどチョコレートのような甘い推論でした。どろん。