
以前、ポケモンの第六世代(XY, ORAS)で、【ポケモン】国際孵化とひかるおまもりで色違いゴースを3体孵化させた話という記事を書きましたが、今回はそれの続編です。
というか、サンムーン編ですね。
今回のターゲット
前回は白いメガゲンガーを見据えてのゴースでしたが、今回は青白いミロカロスを見据えてのヒンバスです。以下は左が通常色、右が色違いのミロカロス。(色違いはORAS産)
ターゲットまでの孵化フロー図
いきなり色違いのヒンバスを狙うというのも手ではあるのだけど、今回は「色違い、高個体、オシャボ入り、遺伝技持ち、性格ずぶとい」というところまで拘ってみたいと思います。

タマゴ発見と孵化までの効率UP
ここは前回と同じ要素もあり、追加・削除された要素もあります。いずれにしても、色違いポケモンを孵化させるのは時間との戦いにもなるため、可能な限りの効率化を図る必要があるのは変わりません。
道具
- まるいおまもり: タマゴ発見までの効率アップ
- ひかるおまもり: 色違い孵化の確率アップ(※説明後述)
手持ち(孵化スピード)
特性が「ほのおのからだ」または「マグマのよろい」を持つポケモンを一体手持ちに入れておきます(タマゴ孵化速度2倍)。タマゴだけの手持ちにはできないこともあるので、戦闘可能ポケモンはこの一体です。
ちなみに今回はヒノヤコマがその役を担ってくれました。
激突ケンタロス(発見スピード) 【NEW】
前作はOパワーの"タマゴふかパワー"がありましたが、今作にはないので地道に歩数を稼ぎます。が、最も効率的な歩数稼ぎはこの通称"激突ケンタロス"とされています。(下の画像はダッシュ状態ではありませんが笑)
ずっと真っ直ぐだとダッシュし続けられないので、スティックを左右交互に倒しながらスピードを保つ必要があります。
ぽかぽかリゾート(孵化スピード) 【NEW】
ポケリゾートにあるポケモン(またはタマゴ)を温泉にいれることができる施設です。基本的には"なつき度"を上げるために利用されますが、ここにタマゴをいれると一定時間後に「!」が表示され、タップで孵化します。
つまり、最大18個ずつのタマゴを歩き回ることなく孵化させることができます。(但し孵化アニメーションはひとつずつ)
ボール遺伝
今までここに拘ったことはなかったのだけど、せっかくなので。調べてみたところ、どうやら第七世代におけるボール遺伝の条件は過去作よりも緩めになったとのこと。
「基本的には♀親のボールが遺伝する」という仕様から以下のように変更になりました。
親のボール | 子どものボール |
---|---|
同種族の♂ × ♀ | ♂♀どちらかのボール |
異種族の♂ × ♀ | ♀親のボール |
メタモン × ♂親 | ♂親のボール |
メタモン × ♀親 | ♀親のボール |
但し、マスターボールとプレシャスボールは遺伝しないようです。
色違いが産まれる確率
これについては、前回も数字を使って確率論的に(?)まとめてみたけど、そもそもの確率はゲーム中でも触れられているように、
約1/4000
です。一般に言われているのは、1/4096ですが、このままの数字ではひたすらタマゴを孵化させ続けてもほとんど勝ち目はありません。そこで今作も既に上記に載せたように"ひかるおまもり"が活躍します。
ひかるおまもりをもらう条件
過去作では、いわゆるすべてのポケモンを集めた全国図鑑完成が"ひかるおまもり"の入手条件だったのだけど、今作はなんとアローラ図鑑完成だけでもらえるようになっています。
とはいえ、300匹以上いるのでそれなりに骨が折れます。僕は【ポケモン】オーキド博士との約束を二十年越しに果たした話で集めていた過去作のポケモンをポケモンバンク経由で送ったことで比較的ラクに集められました。
これにより、色違いに遭遇(または孵化)する試行回数が+2され、持っているだけで3/4096 ≒ 1/1365となります。
国際孵化
ここは過去作と同じ仕様で、自分が使っているポケモンのゲームソフトが日本版とすると、そこで産まれた(捕まえた)ポケモンと、日本以外で発売されたゲームソフトで産まれた(捕まえた)ポケモンを親ポケモンとすると、色違い判定の試行回数が増えるとされています。
具体的には、判定の試行回数が+5されるため、1/4096は6/4096 ≒ 1/683となります。
国際孵化×ひかるおまもり
ここも同じ仕様ですが、国際孵化とひかるおまもりの効果は組み合わせが可能であるため、2つを組み合わせることで8/4096 = 1/512となります。
よって、本来4096個のタマゴを孵化させて1回、という確率が、512個で1回、という確率になったわけです。その他にもサンムーンでは"仲間呼び出しによる連鎖"で色違いとの遭遇率を上げる方法があるようです。が、国際孵化×ひかるおまもりが最も高確率なので割愛します。
上記の条件下で色違いヒンバスを粘った結果
序盤に出した孵化フローに基いて、必要な遺伝(技、ボール、性格、個体値)を計画的に行った結果、奇跡的にも色違い6Vヒンバスが誕生しました。6V同士だから5Vは確定だったけど、まさか6Vとは。

孵化させたタマゴの数: 663個
確率的には1/512なので、なかなか出ないな、、感は否めない瞬間もあったけど、あくまで確率です。というか、孵化フロー中には海外産メタモンを親としない箇所があるので、それを鑑みるとより妥当感が出ます。
また、個体値としてはほとんどが5Vなのだけど、以下のようにそのうちA抜け(A0)の理想5Vは2体のみでした。
個体の特徴 | 個体数 |
---|---|
通常4Vor5V | 614体 |
理想5V(A0) | 2体 |
通常色6V | 46体 |
色違い6V | 1体 |
ゴースの時もそうだったけど、理想5Vの確率は「1/6(A抜けである) * 1/31(それが0である) = 1/186」だからこれも2体は比較的妥当な線。
親が6V同士で、子が色違い6Vとなる確率
単純に6V同士なので遺伝しない最後の能力が31(V)であればOKってことで、「1/512(色違いである) * 1/31(6Vである) = 1/15872」。狙うにはあまりにもキツすぎる数字です...(1/4096なら1/126976...)
さいごに...
サンムーンにおいてもようやく"ひかるおまもり"の効果を実感することができました。そろそろちゃんと(?)育成もはじめないとなーって思ってますが、インターネット大会とか出てると猛者が多くて怖いです笑
あ、その前にせっかく孵化させたヒンバスを進化させないと。
[amazonjs asin="B01IEMPJMO" locale="JP" title="ポケットモンスター サン - 3DS"]
[amazonjs asin="B01IEMPJAQ" locale="JP" title="ポケットモンスター ムーン - 3DS"]